新天地で、民主主義の再生を目指して

お世話になっているご関係の皆様各位

 

新天地で、民主主義の再生を目指して

 

謹啓

 新緑の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、このたび、民進党と希望の党が中心となり、国民民主党という新党へ移行する運びとなりました。この野党再編にあたりまして、わたくし牧山ひろえは、新党には合流せず、立憲民主党へ入党することを決意致しました。
 

 まずは昨年の衆議院議員総選挙以来、私たちが安倍自民党一強批判の受け皿となり得なかったことについては、率直に反省し、国民の皆様へお詫びしなければなりません。今回の新党移行の動きも、このような状況を打破するための選択肢の一つではあるのですが、直近の衆議院総選挙において野党第一党の支持を国民から受けた立憲民主党 を含めない再編は、結果的に安倍自民党政権に対抗しうる受け皿作りの実現を遠ざける結果になりかねないと強く危惧しています。

 そして、このたびの国民民主党の創立は、民進党の大塚代表が再三言われているように、民進党の復活やリニューアルではなく、「新党」の立ち上げと位置付けられています。それを前提に、白紙の状態から今の自分にとって最も理念や価値観が近い政治勢力はどこかと考慮した時に、実質的に希望の党との合流で立ち上げられる新党よりも、立憲民主党に所属した方が、自らの政治理念の実現に近いと考え、この新天地で改めて政権交代を目指したいとの思いから、新党へは参加せず、立憲民主党への入党を選択致しました。

 民進党、そしてその前身の民主党は、私が政治を志して以来所属し続けた政党で、私は今まで離党したことがありません。当然これまでの民進党には愛着があり、同志に対する感謝と連帯の思いも強くありますが、牧山ひろえが政治家として今後国民や県民の皆様により貢献できる選択はと考え、このたびの決断に至りました。

 立憲民主党の掲げる理念や価値観の中では「立憲主義に基づく民主主義」を、私は最も重視しています。特に「草の根」を重視した民主主義の実践という点には、非常に強いシンパシーを感じています。私は元々、国民と政治の距離を近くしていく、政治が国民から離れていく状況を改善する、生活や仕事の現場から民主主義を中身のあるものにしていく、という「国民に寄り添った民主主義」の実現を、自分が政治を志して以来のメインテーマとしてきました。まさにそれを主題とした「国民総政治家」という著書も書かせて頂きました。この点、「草の根」民主主義を謳い、個人への呼び掛けを重視する立憲民主党の理念には非常に響き合うものを感じています。

 私は立憲民主党という新天地で、国民の皆様、そして地元神奈川の皆様のため、民主主義そして立憲主義の再生に力を尽くし、もう一度政権交代可能な政治を目指して全力で活動して参ります。

お世話になった皆様方には、引き続き倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申し上げます。

                                                謹白

 

平成30年5月吉日

                                    参議院議員 牧山ひろえ